吉田寮は今年(2011年)で築98年を迎えます。吉田寮の建物は老朽化が進んでいて、これについては1960年代ごろから指摘がされているのですが、大学側のサボタージュにより抜本的な対策がなされてきませんでした。
現在大学側は老朽化対策として、まずは吉田寮の隣に新棟を建てることを提案しています。これに関しては、大学側と自治会とで話し合いが持たれています。大学側は新棟を建設するにあたっては、現在の吉田寮の状況をそのまま導入するのではなく、新たな条件を課したいということを提示しています(例:寮費の値上げなど)。自治会は、もし新棟建設というかたちで老朽化対策の解決を行うときには、それが自治寮として、あるいは福利厚生施設としての現在の機能を損なうことになるのを避けるべきであると考えています。
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