2012-01-19

2.大規模補修に向けた取り組み

こうした流れの中、大規模な補修を行い老朽化を解決する、という新たな方向性が2002年ごろから検討されはじめました。それまでにも、雨漏りを直す、窓を直すなどの日常的な小さな補修は行われていました。しかしそれとは別に、建物を長く使っていくための補修が必要だろうということが言われたのです。その方法を探るため補修特別委員会が設置されました。そして寮内での議論の後、自治会は大規模な補修を大学側に求めていったのです。大学側も、当時の尾池副学長などを中心に吉田寮の大規模補修に向けて動き出し、2005年には大規模補修に向けた耐震調査や、補修の設計が行われました。しかしこの計画は、2006年夏から秋にかけての概算要求*²の学内選考において、廃案になってしまったのです。

*2 概算要求……国立大学法人の予算のうち、文科省に大まかな使途と金額を算出して請求する予算。学内予算に対して、国から降りる予算という意味で使われる。

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